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中国のステルス戦闘機は米露の開発中の数機が原型? 専門家は否定的見解
【ロンドン=木村正人】中国が次世代ステルス戦闘機「殲20」の開発に1999年のコソボ 紛争で撃墜された米軍のF117ステルス攻撃機の技術を盗用した可能性があるとの報道について、軍事専門家は「現実離れしている」と指摘。中国はステルス 機のエンジンや機体の複合技術などで後れをとっており、世界トップレベルのステルス機の開発には時間がかかるとの見方を示している。
コソボ紛争で北大西洋条約機構(NATO)に空爆されたセルビア(当時はユーゴ連邦)では地対空ミサイルでF117を撃墜した元兵士は英雄扱いされ、機体の残骸が航空博物館に展示されている。
当時のクロアチア参謀総長がAP通信に「中国が残骸を住民から買い集めてステルス機の機密を取得し、転用したと確信している」と証言したことから、各国メディアが一斉に報じた。
これに対し、英軍事情報誌ジェーンズ・ディフェンス・ウイークリーのアジア・太平洋担当編集長ジェームズ・ハーディ氏は「F117は1970年代に設計さ れており、当時の技術が殲20の設計に使われたとは考えにくい。中国が残骸から多くの技術を取得したという推測は現実離れしている」との見方を示した。
さらにハーディ氏は「本誌記者の報告では、殲20はステルス性能を持つ次世代戦闘機の米試作機YF22、YF23、ロシア実験機1・44、スホイ47など から原型を取り入れたが、中国の戦闘機開発にかかわったロシア側関係者は『中国はエンジンやレーダー、複合材料、電子工学でロシアなど他の国に比べ後れを とっている』と証言している」と述べた。
軍事ジャーナリストで漢和情報センター上級アドバイザーの清谷信一氏は、ロシアもアフリカ などの兵器市場を中国に荒らされるのを恐れて中国に最新の軍事技術を出し渋るようになった現状を踏まえ、「親露政権が誕生したウクライナはロシアの、イス ラエルは米国の顔色をうかがって中国には協力しにくい」と中国を取り巻く現状を説明。
清谷氏は「中国は89年に運用が開始されたスホイ 27のジェットエンジンのコピーにも失敗したのに、次世代ステルス機のエンジンをうまくつくる技術があるとは思えない。しかもステルス機を運用するには (航空支援などの)ネットワークの整備も必要だ」と分析、ステルス機の脅威を過剰に強調するのは誤りと指摘した。
なんだ、そんな驚異ではなかったのか。
いくらこのデジタルコピー時代に、中国の技術が向上しているとは言え、そう簡単に超最先端技術をパくれるわけないよな。
ロシアも市場荒らされるの恐れて、牽制し始めたか。こいつも自業自得だ。中国が強欲になってロシアの利を害するようになったら、仲悪くなるな。
にしても、F-15ぐらいの性能を持つ戦闘機ぐらい開発はできるのかね?
日本ヤバい。完全にアメリカ依存度を増して行く。ユーロのはちょっと性能劣るし、頼りがたい。